ある日、ナガトはヤマトを自分の故郷、天城村に行こうと誘う。
田舎だが素晴らしい場所だとナガトは誇らしげに自慢し、ヤマトも乗り気だった。
だが、二人が共に天城村に訪れることはなかった。
ナガトが死んだのだ。
ナガトは見知らぬサラリーマンの喧嘩を仲裁しようとし、逆上した相手に刺され、呆気なく死んでしまった。
ナガトは正義感が人一倍強く、困っている人がいれば損得なしで手を差し伸べていた。
しかしその人の良さが仇となって死んじまったナガトを見て、彼が掲げていた正義そのものに疑問を抱くヤマト。
ヤマトは悲しみと疑問に抱きながら、一人で天城村を訪れる。
そこでナガトが強い正義感を持った理由を知ることになる。