〜あらすじ〜
 
厄介事が嫌いで常に安全な道ばかり選んで生きているヤマト。
 
正義感が強く、常に誰かの為に行動するナガト。
 
二人は親友同士だったが、ヤマトの周りに人は集まらず、ナガトの周りには常に人の輪があった。
 
ヤマトは笑顔の奥に劣等感と嫉妬心を隠し、生きていた。
 
 

 

ある日、ナガトはヤマトを自分の故郷、天城村に行こうと誘う。

 

田舎だが素晴らしい場所だとナガトは誇らしげに自慢し、ヤマトも乗り気だった。

 

 

だが、二人が共に天城村に訪れることはなかった。

 

ナガトが死んだのだ。

 

 

ナガトは見知らぬサラリーマンの喧嘩を仲裁しようとし、逆上した相手に刺され、呆気なく死んでしまった。

 

ナガトは正義感が人一倍強く、困っている人がいれば損得なしで手を差し伸べていた。

 

 しかしその人の良さが仇となって死んじまったナガトを見て、彼が掲げていた正義そのものに疑問を抱くヤマト。

 

 

 ヤマトは悲しみと疑問に抱きながら、一人で天城村を訪れる。

 

 

 そこでナガトが強い正義感を持った理由を知ることになる。

 

 
 
 
〜舞台〜
 
 

 
 
 
 
inserted by FC2 system